6.野口英世

2022年6月

野口英世(1876(明治9)年〜1928(昭和3)年)は、福島県耶麻郡三ッ和村(現:耶麻郡猪苗代町)出身の医師・細菌学者。渡米してペンシルベニア大学医学部の助手を経て、ロックフェラー医学研究所研究員になり、黄熱病や梅毒等のウイルス感染症研究で知られています。数々の論文を発表し、ノーベル生理学・医学賞の授賞候補に三度名前が挙がりました。また、2004 年には科学者として初めて日本の紙幣に採用され、千円札の顔となりました。
 それでは1937(昭和12)年4月から使用された第四期国定の修身教科書を見てみましょう。


「第二十一 志を立てよ」
尋常小学修身書 児童用 巻四
1937(昭和12)年 文部省


※画像は一部合成しています(頁間の結合)


「第二十一 志を立てよ」
尋常小学修身掛図 第四学年用下
1937(昭和12)年 文部省


(北澤清貴)